やっぱ昭和だぜ!
マイトガイ・小林旭が歌う「自動車ショー歌」は昭和生まれの自動車マニアにとって聖歌である。
昭和30年代、自動車がステータスであり憧れであった良き時代。
街にはテールフィンをおっ立てたドでかいアメ車が我がもの顔で走りまわり、浮谷東次郎がロータスエランで船橋サーキットを疾走し、国産自動車メーカーがいかにオーバーヒートせずに箱根を越えられるかに腐心していたあの頃。
昭和30年代、自動車は夢、憧れ、ステータスそのものであった。
本屋で自動車絵本を買ってもらい、瞳を輝かせて見いっていたあの頃、ときめきと夢が溢れていた。