あの危ない連中が帰ってきた！ 全世界待望のオヤジアクションムービー「RED2 /レッド2」

2010年、現役を引退した諜報機関エージェントの破天荒な活躍を描いて世界的大ヒットとなった「RED（レッド）」。その続編となる「RED2」が2013年7月19日に全米で公開される。

REDとは「Retired Extremely Dangerous（引退した超危険人物）」を表す諜報機関の業界用語。

主演はブルース・ウィリス、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン、メアリー＝ルイーズ・パーカー、キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ、イ・ビョンホン、アンソニー・ホプキンスと豪華な面々。

監督はディーン・パリソット、脚本は前作と同じくジョン・ホーバーとエリック・ホーバーが手がけている。

今回も、ブルース・ウィリス演じる元CIA捜査官フランク・モーゼスが、紛失してしまった携帯用核装置を見つけ出すため、引退した元エリート工作員を再結集させ、その探索に乗り出すという内容。

悪役を演じるのは名優アンソニー・ホプキンス、そしてGIジョーシリーズからハリウッドのトップアクターの仲間入りをした韓国の至宝イ・ビョンホンが、メンバーをつけ狙うクールな殺し屋を演じている。

前作では、CIAの機密書類保管室の管理人というチョイ役ながら、往年の名優アーネスト・ボーグナインが出演していて大いに感動したが、その後他界してしまったため、今回は顔を見ることはできない。存命ならば、必ず続編にも出演すると思っていただけに非常に残念だ。

個人的には元MI6のエージェントで、狙撃の名手ヴィクトリア役のヘレン・ミレンが大好き。いかにも英国女性といった凛とした姿に惚れ惚れする。

日本では、まだまだ働き盛りの40代、50代を冷遇し、安い給料でこき使える若造ばかり重んじる傾向があるが、この映画のように、ベテランにはベテランのスキルとノウハウがあるのだ。

アホな日本の経営者や人事担当者にはぜひ観てほしい作品である。












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