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メディアプロデューサー・モータージャーナリスト 鳴海邦彦 Blog
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2017年4月3日月曜日
加速と遠心力の狭間
かつてハヌー・ミコラはアウディの開発陣にこう言った。
「ともかくまっすぐ走りクルマを作ってくれ。曲げるのは僕らの仕事だから。」
その言葉を端的に表すようなヴァルター・レアルの走り。
アウディ・クアトロは、" 点と点を線で繋ぐ " 典型的なオールドターボマシンの走りそのもの。
直線は怒涛の加速。
Gr.Bという狂気の時代に君臨したティラノザウルス、それがアウディ・クアトロである。
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