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2016年7月1日金曜日

クリーミーな泡に包まれる幸せ "クレマ・ド・ロワール・モンムソー "




シャンパンという名称はシャンパーニュ地方の指定された地域の認定されたシャトーで醸造された発泡酒のみに使用が許されているので、たとえフランスのスパークリングワインであろうがシャンパンを名乗る事は許されない。

シャンパンのシャンパンたる所以は、使用する葡萄種とその製法にある。

シャンパンは、一次発酵させたエルマンタシオン•マル•ラクティク(第一次発酵液)を瓶詰めし、瓶内で第二次発酵を行うメトード•トラディショナル製法により作られる。

この製法は非常に手間と時間がかかるが、シャンパーニュ地方の専売特許ではない。

フランス国内の他の地域でも同じ製法により作られているスパークリングワインは数多く存在する。 また、国は違うがスペイン カタルニア地方を代表する発泡ワインとして世界的に有名なCAVAもシャンパンと同じくメトード•トラディショナル製法により作られている。

今回紹介するクレマン•ド•ロワール•モンムソーもその一つで、シャンパンと同じくメトード•トラディショナル製法により作らたロワール地方の地酒である。

クレマン•ド•ロワール•モンムソーは、単なるスパークリングワインとは異なり、厳しい規制のもとで造られている「クレマン」である。

「クレマン」とは " 泡 " を意味する言葉で、「ワインの表面がクリーム状におおわれること」に由来する。

「クレマン」の炭酸ガスの圧力はシャンパーニュ地方の規定である5気圧以上に比べて抑え目の3~3,5気圧となっており、そのため文字通りクリーミーできめ細やかな泡を楽しむことができる。

このモンムソーもその例外ではなく、極めて細くクリーミーな泡が特徴的なスパークリングワインだ。

モンムソーのきめ細やかな泡には豚の脂が良く合う。

とんかつ用、あるいはトンテキ用の厚切りロースに軽く塩、胡椒を振り、小麦粉で軽くまぶして溶かしバターで焼き上げる。

ウィーンの伝統料理 " シュニッツェル "の簡易版だが、これがモンムソーにはよく合う。

濃厚で甘い豚の脂を楽しんだ後はモンムスで舌を洗う、まさに至福のひと時である。









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