イノセンスや攻殻機動隊シリーズで有名な巨匠、押井守監督入魂の短編が、2003年に制作された『.50 Woman』である。
ターゲットを待つ女スナイパーが、その間絶え間なくコンビニで購入したおにぎりやパンを食いまくり、ミネラルウォーターを飲みまくる。しかもその価格や製造工場までインサート画面で表示されるという念の入れ方。もちろん押井作品ではお馴染みの犬も登場する。
女スナイパーが使用するライフルが、かつて1996年に製作されたドルフ・ラングレン主演の映画「スナイパー/狙撃」でも使用された.50BMG弾を使用する単発の大口径長距離狙撃ライフル " レイM500 " を思しきモデル。ライフルのセットアップや風速や弾道偏差を加味しながら照準補正するシーンなどはかなりリアルで本格的、が故に、食べまくるシーンとのギャップが面白い。
さらに、最期に出てくるターゲットは、なんとスタジオ・ジブリの名プロデューサーである鈴木敏夫氏。これは笑わずにはいられない。
まさに全編押井イズム満載の怪作である。
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