2011年5月31日火曜日
アラン・プロスト vs ランボルギーニ&ポルシェ
当然の事だが、速いドライバーどんなクルマに乗っても速い。いわんやスーパーカーおやである。
かつてアイルトン・セナと共にF1黄金時代を築き、その理論的且つ緻密な走りから' プロフェッサー(教授) 'の異名を誇った元F1ワールドチャンピオン、アラン・プロストがランボルギーニ・ガヤルドとポルシェGT3をハードインプレッション。
因みに、プロストはフランス人だがインプレッションはイタリア語で語っている。F1やWRCを渡り歩くトップドライバーは、英語と母国語以外にも2ヶ国や3ヶ国の言語を自由に話すことができる。かつてフェラーリの監督だったジャン・トッドもフランス人である。
元F1ドライバーの手にかかればスーパーカーを極限状態で走らすなど容易いこと。
プロフェッサーによれば、ガヤルドはスピードメーターを見て初めて実測に気付くほどスタビリティが高くな尚且つパワフル、そしてかなりのハードユースでも音を上げないほど信頼性の高いブレーキシステムを兼ね備えているそうだ。また、セミーオートマのセッティングは' normal 'モードがお好みだとのこと。
さらに「数年前にもランボルギーニに試乗しているが、現行モデルの進化には驚いた」と賛美の嵐(笑)。
一方、ポルシェ911GT3はガヤルドほどのパワー感はないものの軽量でリアルコンペティションカーに限りなく近く、軽快なハンドリングとスタビリティを感じるとのこと。コックピット内はかなりノイジーだが、そこがまたレーシーでコンペテションマシンを感じさせるのだとご満悦。
こんなインプレを言えるのもドライバーがクルマのポテンシャルをフルに引き出しているからこそ。
クルマはやはり「運ちゃん」次第である(笑)
高性能車にお乗りの諸兄よ、日々ドラテク向上に精進しましょうね!