Duomo di Milano(ミラノのドゥーモ)ミラノ大聖堂は、1386年に初代ミラノ公ジャン・ガレアッツァ・ヴィスコンティの命により建設が始まり、500年の歳月を費やし1813年に完成した。
500年の長きに渡る建設期間中、ティバルディ,ハインリヒ・フォン・グミュントらイタリア内外の多数の工匠が参加。2重の側廊を備えた身廊は長さ148m,正面の幅 61.5m,交差部の尖塔の高さは108m。白大理石で建造されたミラノ大聖堂は、イタリア国内最大のゴシック建築として知られ、その規模はヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂に次ぐ第2位の威容を誇る。
外部は135本の尖塔と2245体の聖人像の装飾が施され、後陣奥には新約聖書・旧約聖書・黙示録を描いたステンドグラスがある。
豪華にして荘厳、時のヴィスコンティ家の隆盛を偲ばせる歴史的モニュメントである。
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