2011年9月9日金曜日
クレイ・レガツォーニに敬意を表して
1970年代、激動のF1界で活躍した名ドライバー。
そのアグレッシブなドライビングで' 闘将 'を呼ばれた男、クレイ・レガツォーニ。
1980年、ガードレールの下にマシンが潜る込む大事故から生還した不死身の男は人生最大の悲運に見舞われる。
カルフォルニア州ロングビーチの市街地コースで開催されたF1第4戦・アメリカ西GPにおいて、レガツォーニのエンサインN180がストレートを280km/hで通過後、コーナーに進入のためブレーキを踏んだところ、あろうことかブレーキペダルが折れてしまったである。
マシンはそのまま制動不能状態に陥いったが、レガツォーニはとっさの判断でギアを3速に叩きこみ、エスケープゾーンに置かれてあったリカルド・ズニーノのマシンへ 自らのマシンをぶつけ減速することにより九死に一生を得た。
しかしこの事故により下半身不随となり、レガツォーニのレーシングドライバーとしての人生は、そのレースを最後に断たれることとなった。
事故当初、首から下は動かないと言われたレガツォーニだが、持ち前の根性と走りへの熱い情熱により奇跡的な回復を遂げ、HONDAが彼のために製作した特性のNSX(ステアリング上のボタンでアクセルとブレーキの操作ができる)に乗りサーキットで攻め立て、世界中のモータースポーツファンの度肝を抜いた。
重い障害を負ってなお「走り」への熱き情熱を持ち続けた ' 闘将 ' も、6年前、イタリアのアウトストラーダを運転中、事故に巻き込まれ、その魂は天に召された。
CMの中で、NSXの運転が楽しくて楽しくて思わず口笛を吹てしますレガツォーニの姿を見てると、「走り=喜び」なんだな~ってつくづく感じる。
いや~、クルマって、本当にいいもんですね(水野春郎風)。
そして、(この当時の)ホンダって、本当に最高の自動車メーカーですね。
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