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2011年12月6日火曜日

汚れた英雄  ' Riding High '

アラフィフのクルマ・バイク好きの男で「汚れた英雄」を読んでいないなんて奴はいないだろう。

もし、読んでいないとすれば、そいつは「玉無し」である。

高校生の頃、文壇の異端児として恐れられた巨星・大藪春彦原作の青春大河小説「汚れた英雄」を読みふけり、いずれ俺もレーサーとしてのし上がり、上流階級の女たちを跪かせてやると意気まいていた(笑)。

アドニスのように繊細で優雅な美貌と、引き締まった強靭な肉体を併せ持つヒーロー・北野晶夫のイメージは、俳優・草刈正雄とぴたりと重なり、そしていつしかそれが自分の姿と重なり・・(アホかww)。

そんなわけで、1982年に草刈正雄主演で映画化された時は狂喜乱舞した。

スクリーンに登場した草刈正雄はまさに小説の中で思い描いた北野晶夫そのもの。暗い劇場の中で、鳥肌チキン、感動の油壺状態だったことを思い出す。

YAMAHAの主力マシン(当時)YZR500が奏でる甲高い2ストサウンドと、ローズマリー・バトラーのパンチの効いたパワフルな主題歌が交錯するオープニングはシーンで完全にご昇天(爆)

ライディンハ~イ♪ ライディンハ~イ♪ 

やっぱ、しなやかなる野獣を目指すか!(もう遅いっちゅうのw)












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