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2013年5月29日水曜日

チューニングの基礎知識 「シフトノブの交換」


トランスミッションに関するチューニングのなかでもっとも手軽に行うことができるのは、シフトノブの交換だろう。

ノブの形状や長さなどを交換することで、ドライビングポジションとの位置関係をかえることができ、それだけでシフトフィーリングが変わってくる。

シフトレバーのネジ径やピッチは、それぞれの車種によって相違があるため、車種とパーツの相性に対する注意が必要だ。

また、車種を限定していない汎用パーツとして販売されているシフトノブは、ノブ本体にシフトパターンが刻まれていないことがある。このようなシフトノブに交換したときは、運転席から見える位置にシフトパターンを記載した紙などを張っておくのが原則。通常の走行で取締りを受けることはないが、車検時にはシフトパターン図が必需品になる。


シフトフィーリングは、シフトレバーの曲がりを変えることでも変化させることができる。シフトレバーを曲げる方法はシフトレバーの材質によっても違ってくるが、ミッションからレバーを外したほうが無難。ミッションあるいはリンケージに装着したまま無理に曲げようとすると、リンケージを痛めてしまう可能性がある。

ミッションからレバーを外したら、万力でレバーを固定し、レバーにパイプを差し込んで少しずつ曲げていく。パイプ状になっているレバーは熱を加えると簡単に曲げることができるが、熱によってメッキ部分を変色させたくないとなると、シフトレバーを曲げるのは難しい。

ミッションのシフトフィーリングを向上させる目的で、クイックシフトレバーや、剛性の強い材質をもとに製作されたシフトリンケージ用ブッシュなども販売されている。クイックシフトレバーもリンケージブッシュも、それぞれのミッション専用パーツのため、パーツとしての設定が行われていない車種に対する装着は不可能である。

クイックシフトレバーは、シフトレバーの握り側とミッション側の支点の位置をノーマルシフトレバーと異なった比率にし、シフトレバーの遊び量を低減することによって、シフト操作に敏感さを与えている。そのため、テコ棒の比率が変更されている分、やや操作が重く感じるようになる可能性がある。したがって、シフトストロークの敏感さよりも操作力の軽さを重視したいのであれば、クイックシフトレバーは適さないかもしれない。









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