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2013年10月11日金曜日

葉山一色にあるヌーベルシノワの名店 " 和樂(かずら)" にて「五目炒飯」と「海老のマヨネーズあえ」を食す。



衝動的に美味しい炒飯が食べたくなったので、迷うことなく葉山・一色の御用邸近くにあるヌーベルシノワの名店「和樂(かずら)」に出向いた。

実は自他共認める炒飯マニアである(笑)。初めて入る中華料理店では当然のごとくチャーハンを注文する。

炒飯は、火加減、具材とも非常に奥が深く、ごまかしが効かない分、料理人の腕が如実に表れる一品である。

極論すれば、炒飯が美味ければその店の大半の料理は美味いと推測がつく。

そんな炒飯マニアの自分が惚れ込んでいるのが「和樂(かずら)」の五目炒飯(1050円/税込)である。

口に含めと脂部分はトロっと蕩け、肉の部分はしっかりとした歯ごたえを感じさせる自家製チャーシュー、大ぶりで絶妙の火加減でプリップリに仕上げられた海老、意外な味のアクセントになるハムと鳴門巻き、新鮮な鶏卵、長ネギといった具材が渾然一体となり、見事な味のハーモニーを奏でる和樂のチャーハンを食せば、他のチャーハンを食べても満足できなくなり、再び和樂に足が向いてしまうのだ。それほどデモーニッシュな炒飯なのである。

食するたびに感動するのが、素材の良さも活かしきるシェフのテクニックもさることながら、確かな舌に裏付けられた絶妙な味付けである。具材の味わいを100%引き出し、見事にご飯と融合させるためのパーフェクトな味付け、塩ベースのシンプルな味付けにシェフの絶大な自信を感じる逸品である。

そして和樂の名物料理と言っても過言ではないのが「海老のマヨネーズあえ」。


「な~んだエビマヨか~」と軽く見ている諸兄は、後で必ず後悔することになる。

和樂のエビマヨは、そんじょそこらのエビマヨとはちょいと違うのだ。

素材は大ぶりの海老とフライドポテト(!)とシメジ、それがやや高粘度のホワイトクリームソースにも似たオリジナルマヨネーズとよく絡み、絶妙な食感と味わいを醸しだす。

これもまた、一度食せば病みつき間違いなし! その魔力から逃れる術はない。

ということで、" 五目炒飯 " と " 海老のマヨネーズあえ " を食し、変わらぬ魔性の美味さに白目を剥いて悶絶した至福のランチタイムであった。




和樂(かずら)

神奈川県三浦郡葉山町一色1974
TEL:046-876-2705
営業時間
ランチ :11:30~14:30(L.O.14:00)
ディナー:17:30~22:00(L.O.20:30)
定休日:火曜日




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