逗子の魚屋でなかなか立派なカナガシラ(ホウボウの仲間)を入手したので、久々にアクアパッツアなんぞを作ってみました。
用意するものは、カナガシラ一匹(やや大型のもの)、アサリ300g、インゲン(生)、にんにく(二欠け)、天然塩、ローズマリー(生)、ホールトマト、白ワイン(カップ一杯)です。好みで少量の顆粒コンソメを加えて味の調整をしてもかまいませんが、基本的にカナガシラとアサリからかなり濃厚なフュメ・ド・ポワソン(魚のだし)が出るので、ナチュラルな味付けの方がベターだと思います。それでは作り方をご紹介しましょう。
まずはカナガシラの下ごしらえ。魚屋さんでワタと鱗をよく落としてもらったカナガシラをよく水洗いして、腹腔と全体に天然塩をまぶし、腹腔にローズマリーとにんにく一欠けを半分にスライスしたものを詰め込んで完了。
あさりは少なくとも調理を始める1時間ほど前によく水洗いし、塩水を入れたボウルの中に入れ、砂抜きをしておきます。その際、上に新聞紙をかけて暗くしてやるとよく砂を吐きます。
インゲンはヘタを切り落とし、大胆にそのまま投入します。
すべての下ごしらえが終わったらいよいよ調理開始です。
大ぶりの鍋にエキストラバージンオリーブオイルをたっぷりと敷き、熱する前にスライスしたにんにくを投入し、弱火でオリーブオイルを熱しながらにんにくの香りを移します。
ほどよく温まったら下ごしらえしたカナガシラを腹を下に鍋に入れ、やや強火にして白ワインをたっぷりと入れ蓋をして暫し蒸し焼きに。その状態で約8分ほど蒸し、全体に熱が回ったのを見計らってインゲンと砂抜きしたアサリ、ホールトマト(缶詰のもの)、ローズマリー、少量の水(約100ccほど)を入れ、蓋をして弱火でさらに10分ほど蒸し焼きにします。
蒸しあがったら小さじでスープをすくい味見をし、塩気がたりなければ少量の天然塩を加えて味を調整すれば出来上がりです。
カナガシラ身がしっかり上品な白身魚なので、食べ応えも充分。キンと冷やしたシャルドネやリースリングなどの白ワインと合わせると最高です。スープにバゲットなどを浸して食せば、濃厚な魚貝のエキスが口中一杯に広がり、魚料理をとことん堪能できます。
ぜひお試しあれ。
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