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2012年8月13日月曜日

ポーランドの新興自動車メーカーが超弩級のスーパーカーをリリース! その名は" HUSSARYA "


暴言と非難されることを覚悟で言わせえもらえば、クルマを蓄電池に貶めるEVや、重たくて意味のないハイブリッド車の開発に血道をあげるより、一台のスーパカーを生産し、販売する方が自動車メーカーにとっては遥かに意義のあることであると確信している。

特に自動車産業では遅れとっていた国の新興メーカーにとっては、その意義は計り知れないものがある。

前置きが長くなったが、ポーランドの新興自動車メーカー・アリネーラ・オートモーティブ社が、2011年から開発を進めていた新型スーパーカー(プロトタイプA.H.1)の市販バージョンがついに正式発表となった。その名も " HUSSARYA " 。

このネーミングは、12世紀に活躍したポーランドの騎馬兵(Hussars)に由来するもの。

HUSSARYAは、2シーターのミッドシップスーパーカーで、ランボルギーニのガヤルドに比べボディ全長が約10cm長く、全幅は約15cm広く、車高は約2.5cm高い。また、同くランボルギーニのアヴェンタドールと比較すると、ホイールベースはほぼ同じ長さの約2700mmだが、全幅では約2.5cm広い。

ランボルギーニを彷彿とさせるボディデザインを担当したのはウルティマ、アスカリ、フェニックスなどのスーパーカーを生み出してきた英国ノーブル・オートモーティブのリー・ノーブル。

カーボンコンポジットの使用により1300kgと軽量に仕上げられたボディ中央には最大出力は659馬力、最大トルクは83.6kg-mを搾り出すGM製シボレー「コルベット」用がベースとした6.2ℓV8スーパーチャージャーエンジンが収まり、0-100km/h加速は3.2秒、0-400m加速11秒、最高時速は340km/hのスーパーパフォーマンスを発揮する。

発売は2013年を予定。販売予定価格は現在のところ未定だが、恐らく1280万円台からの値付けになると予想されている。

牙を抜かれた日本の自動車メーカーよ、優等生を気取るのもいいが、やはりクルマはカッコよくて速いのが一番。

人間、いくらいい子を気取っても本音はエピキュリアン。太ったブタにはすぐなれても、痩せたソクラテスになるのは難しい。クルマ好きなら誰だってカッコいいスポーツカーに乗りたいしほしいのが本音。

一人(一台)気を吐くGT-Rとともに日本自動車産業の旗艦となるべきスポーツカーの再来を願ってやまない。