2012年8月23日木曜日
続報! 神奈川県漁連直営食堂 ぎょれん市場 Part.2
先日、拙ブログで紹介した " 神奈川県漁連直営食堂 ぎょれん市場 " 。
エントリーを掲載した直後から相当数のアクセスがあり、未だ閲覧者が後を絶たない。
そこで、この店のさらなる魅力を探るべく再訪を果たし、新たな美味を堪能したので、早速そのレポートを届けしよう。
今回の第一のミッションは、前回迷った挙句に次回に持ち越した " エビと卵のチャーハン " を食すこと、そして第二のミッションは、新たなる一皿を探すことである。
店内に入ると、例の中村獅童似のお兄さんがお出迎えww。
挨拶もそこそこに前回と同じテーブルに着くと、迷うこと無く " エビと卵のチャーハン "をオーダーする。
待つこと暫し、やがて眼前に夢にまで見た" エビと卵のチャーハン "が置かれた。
(小エビと卵のチャーハン)
一見すると上部にトッピングされた洗いネギ以外なんの変哲もないチャーハンに見えるが、ひとたびチャーハンの山にレンゲを入れ、切り崩してみるとあらまビックリ!
プリップリのエビが、ワンサカワンサカ出てくる出てくる! 掘っても掘ってもエビ、エビ、エビ! これはまるでチャーハンの花咲か爺さんや~(彦摩呂風)。
大袈裟ではなく、エビとチャーハンとのバランスがほぼ均等(笑)。
半生記を超える人生の中で、これほどまでにエビが入ったチャーハンは未だ経験したことも見たこともない。まさに前代未聞、空前絶後のチャーハンである。
早速レンゲを口に運び一口頬張ると、これまたビックリ。
エビの食感と旨みを引き出すため、敢えて薄味に仕上げられた卵チャーハンと、鮮度の高いプリップリのエビとが口中で絶妙なシンフォニーが奏でる。
そのエレガント且つクリーンな味は、市中の中華料理店にありがちな濃い目の味付けとは一線を画すもの。海産物を知り尽くし、素材の鮮度にこだわる「ぎょれん」のならでは逸品と言えるだろう。
トッピングの " 洗いネギ " のシャリシャリがまた素晴らしい。
パラパラのチャーハンとプリップリのエビ、そしてシャリシャリのネギが織りなす味のハーモニー、至福である。
ボリューム感も充分なこのチャーハン、なんとお値段は780円(税込)! これをバーゲンプライスと言わずして何を言えばよいのだろうか?! まさに衝撃の780円である。
プリップリの食感に酔いしれながら、あっという間に完食。次なる美味探訪へとメニューに手が伸びるww。
今日のお品書きの中で、ふと目に留まったのが " 〆サバと洗いネギ丼 ユズを効かせた玉ねぎ醤油で " 。
〆サバとくれば前回その美味さで悶絶を喫した " 小田原沖朝採れゴマサバで作った〆サバの棒ずし " を思い出し、思わず頬が緩み涎が・・・(笑)。
早速中村獅童似のお兄さんに料理について詳細を聞くと、やはり小田原沖朝採れゴマサバで作った〆サバを使った丼ものらしい。ご飯の上敷きに長ネギと玉ねぎを水でさらして辛味抜きをした洗いネギを載せ、その上に小田原沖朝採れゴマサバで作った〆サバをスライスした切り身を敷き詰めたものだそうだ。
ここで迷うと人生後悔するという天啓にも近いものを感じ、即注文、ワクワクしながら待つ(笑)。
待つこと暫し、やがて眼前に鮫肌の黒くて渋い丼に盛られた " 〆サバと洗いネギ丼 ユズを効かせた玉ねぎ醤油で "が置かれた。
(〆サバと洗いネギ丼 ユズを効かせた玉ねぎ醤油で)
でた~!! この〆サバの色艶、この鮮度、文句なく美味いでしょ!
早速待ちきれず箸をつける。
〆サバと洗いネギ、ご飯を一緒に口に放り込むと、脳裏にまるでビッグバン直後の宇宙のようなサイケデリックな光景が浮かんだww。
この世のものとは思えぬ異次元の美味にトリップしていたと言った方が正確か(笑)。
表現が乏しくて恐縮だが、ともかく凄まじいまでの美味さ、これはもう味のテロリズムや~(彦摩呂風)。
別付けの " ユズを効かせた玉ねぎ醤油 " をお好みでかけて食すが、この醤油もユズの香りが立ち過ぎることもなく、非常に上品。ほとんど刺身に近い〆サバの旨みを十二分に引き出す脇役に徹している。
この" 〆サバと洗いネギ丼 ユズを効かせた玉ねぎ醤油で " 、お値段はなんと1,100円(税込)。
惜しげも無く敷き詰められた〆サバの量を見れば、いかにこの値段がリーズナブルであるかがご理解いただけるだろう。
" 神奈川県漁連直営食堂 ぎょれん市場 "、今回も堪能させて頂きました。
神奈川県漁連直営食堂 ぎょれん市場
神奈川県横浜市金沢区富岡東2-1-22
☎ 045-353-8820
金沢シーサイドライン南部市場駅 2番出口 徒歩1分
大きな地図で見る