今シーズンより、20年ぶりにDTM(ドイツツーリングカー選手権)に復帰したBMWは、第二戦のラウジッツリンクで、復帰後初の優勝を飾った。
まず、5月5日の予選で今季メルセデスからBMWに移籍したブルーノ・シュペングラーがポールポジションを獲得。20年ぶりのPP獲得にBMW陣営の期待は大いに高まった。
翌6日の決勝では、PPのシュペングラーは3番手スタートのゲイリー・パフェット(メルセデス・ベンツCクラスクーペ)と大激戦を演じ、ラウジッツリンクに詰めかけた72000人の観衆を沸かせる。
白熱したバトルはファイナルラップまでもつれ込んだが、シュペングラーの背後にピタリとつけていたパフェットが第一コーナーではらみ、タイムロスしたことにより決着がついた。
BMW勢は、ポールツーフィニッシュのシュペングラーに加え、アウグスト・ファルファスも3位に入り、1-3フィニッシュでの初勝利となった。