低回転では小径のプライマリーターボのみで過給を行い、高回転域ではそれに加え大径のセカンダリーターボも同時に作動させるというツインターボシステム、それがスバルの2ステージツインターボだ。
これは、基本的にはマツダのシーケンシャルツインターボと同じコンセプトの過給システムだが、いずれもすべてのスピード領域及び回転領域におけるスムーズな過給と、リニアなトルク特性を目的としたものだ。
この手のシステムでは、シングルターボのみの稼働領域からツインターボの稼働領域へのスムーズな連携・引き継ぎが重要なポイントとなるが、マツダ、スバルともに中速回転域で一旦制御バルブを開き、セカンドターボを予備回転させることによりそれに対応している。
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