大人から子供まで、誰もが大好きなオムライス。
オムライスを作る上での重要なポイントは、メインとなるチキンライスをいかに上手に作るかという点に尽きる。
用意する食材は鶏のモモ肉200gと鶏卵（Mサイズ以上）２個、そしてご飯。基本的に野菜は入れないのが茂ちゃん流。
まずは下ごしらえとして、モモ肉をサイコロ大に切っておく。この際、余り小さく切り過ぎると肉を食べているという食感が希薄になり満足感に欠けるので、サイコロ大以下には細かくしないように注意しよう。
鶏モモ肉の下ごしらえが済んだところで、いよいよ調理に入る。まずはチキンライスの上に被せる薄焼き卵を焼く。
鶏卵２個をボウルに割り菜箸でよく撹拌する。この時、充分に空気を含ませ泡立てながら撹拌するのが上手に作るポイント。空気を含ませることにより、ふっくらとした仕上がりになる。
フライパンにバターをしき、弱火で溶かしながらフライパンにまんべんなく馴染ませ、充分に温まった段階で静かに溶き卵を流し込む。この時の火加減は中火。強火だとバターも卵も焦げてしまうので要注意。
溶き卵をフライパンに広げながら焼き上げたら、出来上がった薄焼き卵を皿に移す。
次に主役のチキンライス。薄焼き卵を焼き上げたフライパンに再びバターを落として弱火で溶かし、充分に溶けたところで強火にして鶏モモ肉を投入。強火で火を通しながら白ワインを入れて香りづけし、ヒマラヤ岩塩と胡椒で鶏モモ肉に薄く下味をつける。
鶏モモ肉に充分に火が通ったらご飯を投入、強火のままフライパンを振りながら手早く具材と混ぜあわせてゆく。次にヒマラヤ岩塩少々と胡椒、さらに顆粒コンソメをごく少量加え充分に混ぜ合わせる。
具材とご飯が馴染んだらトマトケチャップを入れよく混ぜ合わせる。
チキンライスが出来上がったらアーモンド形状に盛りつけて薄焼き卵を被せ、仕上げにケチャップをかければ完成。
ゴロゴロとした食べごたえのある鶏モモ肉の食感と、甘酸っぱいケチャップライスとがマッチしチキンライスの味は、幼い頃、町の洋食屋さんで食べた懐かしき昭和のオムライスそのもの。
お好みでマッシュルームやグリンピースを入れればさらに美味しくなる。
簡単で美味しいオムライス、ぜひお試しあれ！
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