2013年4月23日火曜日
気をつけよう! 即・免許取り消しになりかねない車検切れのクルマの運転
公道を走行するクルマは車検に合格していなければならない。そして、車検はクルマの使用者に対する義務ということになっている。ここで言う「クルマの使用者」とは、あくまでもクルマの車検証のなかに記載されている名前の人のことだ。
クルマの車検証には、所有者の欄と使用者の欄がある。この場合、どちらかといえば所有者のほうに種々の義務がありそうだが、クルマに関する義務の大半は使用者に対して負わされている。だからクルマの税金も使用者に対して課せられる。
さて、もし車検を受けないままクルマを何年も車庫に入れっぱなしにしておいたらどうなるだろう。この場合、何らかの罰則を受けることはない。ただし、車検切れであってもナンバープレートが付いている限り、つまり廃車手続きをしていない状態である限り自動車税は課税され続ける。この点さえ了解していれば、まったく何の問題もない。
だが、車検切れ状態のクルマを公道に乗り出すと問題が発生する。そして、ここでの問題はクルマの使用者に発生するのではなく、あくまでもクルマを走らせているドライバーに対する罰則だ。
今の制度では、車検が継続されていることと強制賠償保険に加入していることがイコール状態になっている。つまり、継続車検に合格しているクルマは、必ず車検が満了する日までの期間、強制賠償保険に加入している。車検場では、車検合格の書類手続きをするときに必ず強制賠償保険の期間を確認することになっているから、加入漏れはほとんど発生しない。
しかし、逆に、車検が継続されていないクルマに対して強制賠償保険が掛けられているケースは、それほど多くない。強制賠償保険の期間は、長くても車検満了後1か月くらいだ。そうなると、継続車検に合格していないクルマで公道を走行するときには、強制賠償保険の期間も切れていることになる。
交通違反の点数制度による減点数からすると、無車検車を走らせると6点の減点。さらに無保険(期限切れ強制賠償保険)車を走らせると、さらに6点の減点。これで合計12点。ということは即・免停!
保険の期間(車検有効月)は、フロントガラスに貼ってあるステッカーの色と数字で判断できるが、" お巡りさんは忙しい " らしいから、そんなことは気にしていない。もし、車検切れが発覚するとすれば、違反や事故をしたときだろう。そうなると、無車検に無保険、それに違反の点数が加算されて、即座に免許取り消しなんてことになるかも・・・。
だから、いくら、ショーモナイ(!)車検だといっても必ず車検は受けましょう。
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