傷だらけの天使

" 傷だらけの天使 " は、我々アラフィフ世代にとっては非常に思い出深いテレビドラマである。

萩原健一、水谷豊、 岸田今日子、岸田森といったアクの強い役者がアクの強いキャラクターを演じ、深作欣二監督を始めとする個性溢れる監督陣が演出を手掛けたこの作品は、チンピラ探偵のドタバタ劇を描きつつも、当時の社会背景を色濃く反映した社会派ドラマの一面も併せ持つ。

今に語り継がれる伝説のオープニングのバック流れる井上堯之バンドのテーマ曲を聴くと、アナーキーでエネルギッシュな小暮修の活躍が脳裏をよぎる。