「F1」、「スーパーカー」、「高級スポーツカー」のイメージが強いフェラーリだが、1970年代後半から1980年代初頭にはラリーにも積極的に参戦していた。
1976年11月に308GTBでGr.4のホモロゲーションを取得したフェラーリは、ワークス体制ではなく、飽くまでもサテライトチームによる試験的参戦という形を取りながら、主としてERC（ヨーロッパ・ラリー選手権）及びヨーロッパ各国選手権のターマックイベントやフラットグラベルでのイベントを中心にラリー活動を展開した。
特にターマックでの高速ラリー中心のフランス国内選手権では輝かしい実績を残しており,
J.C.Andreut（ジャン・クロード=アンドリュー）がドライブしたマシンが1981年のフランス国内選手権 " TOUR DE FRANCE " で優勝、ヨーロッパ・ラリー選手権でもシリーズランキング2位を獲得した。
さらに、翌1982年のWRC " ツールド・コル ス " でもランチャ037、オペル・アスコナ400、ルノー５TURBOといった強豪を相手に競い、見事総合２位入賞を果たしている。
余談だが、1982年の" ツールド・コル ス " には、Gr.Bのホモロゲを取得したもう一大のスーパーカー " BMW M1 ” もエントリーしている。
看護師転職サービスに不満を感じた事がある？
はい・・・(-_-;)の方は
ナースコンシェルジュ
