本田技研工業株式会社は、ジュネーブモーターショー（プレスデー：2013年3月5日〜6日、一般公開日：3月7日〜17日）にて、以下の発表を行った。
●欧州専用「シビック」をベースとしたワゴンタイプのコンセプトモデル「Civic Tourer Concept（シビック ツアラー コンセプト）」を初公開した。このコンセプトモデルは、欧州専用開発モデルとして、空力性能に優れた5ドアのスタイリングをさらに進化させたスポーティーなデザインと、ワゴンならではの実用性を両立させたもの。新型「シビック ツアラー」の販売は、2014年初頭に開始する。
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| Civic Tourer Concept（シビック ツアラー コンセプト） |
●欧州でのEARTH DREAMS TECHNOLOGY（アース・ドリームス・テクノロジー）第一弾としてシビックに搭載され好評を得ているディーゼルエンジンの1.6L i-DTECを搭載した「CR-V」を初公開した。1.6L i-DTECを搭載したCR-Vは、CO2排出量を119g／kmに抑え、クラストップレベルの燃費性能を実現したSUVとして、2013年秋に発売を予定している。
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| 1.6L i-DTECを搭載したCR-V |
●今年1月の北米国際自動車ショーに出展した「NSX Concept」のHonda仕様を、初公開した。
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| NSX Concept |
●現在、Civic WTCCレース車の技術をフィードバックしながら開発中の「シビック Type-R」は、2015年の投入を目指し、2013年中にドイツのニュルブルクリンクでテストを開始する。
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| 本田技研工業株式会社常務執行役員 ホンダモーターヨーロッパ・リミテッド取締役社長 西前 学氏 |
本田技研工業株式会社常務執行役員 ホンダモーターヨーロッパ・リミテッド取締役社長 西前 学氏は、「シビック ツアラーは、欧州のお客様に焦点を当てるべく、欧州専用開発とし、英国工場で生産します。Cセグメントワゴン市場は欧州で拡大傾向にあり、今回シビック ツアラーを上市することで、シビックのラインアップを拡充します。欧州の基幹モデルであるシビックと、昨年末の販売開始以来、大変好評をいただいている新型CR-Vに加え、シビック Type-RやNSXなどのスポーツモデルの投入により、欧州での商品力を一層強化していきます」とコメントしている。
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