2013年からのWRC参戦を表明しているフォルクスワーゲンが、その戦闘マシンであるPOLO WRCのフィンランドテストを実施した。
POLO WRCは、市販のPOLOをベースに開発され、搭載される直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボTSIエンジンは、最大出力300ps、最大トルク35.7kgmを発生する。
開発は2度のWRCチャンピオンに輝いたベテラン、カルロス・サインツが担当し、当初からその戦闘力の高さが噂されていたが、フィンランドの高速グラベルでの操安性やジャンプ後の着地後の安定性を見ると、その噂の信憑性の高さが窺える。
フィンランドでのテストにはテストドライバーとしてセバスチャン・オジェが参加。
典型的なフィンランドラリーの高速コースをハードに攻め込んでいる。