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2011年7月12日火曜日

バスフィッシング熱風録 三宅島「大路池」遠征 最終回

大路池二日目、午前5時に朝食を済まし、ラッパ荘を後にする。

例によって都道をてくてくと歩き、大路池入口を目指す。30分ほど歩くと入口看板が見えてくる。そこから都道を離れ、延々と原生林に覆われた山道を下る事10分、エメラルド色の湖面が煌めく大路池が見えてきた。

昨日のニア40センチクラスに気を良くしていたので、二日目は積極的にトップウォーターで攻めて見ることにした。

ルアーはボマーのロングA11cmのブラックをチョイスした。

キャスティングして着水後、波紋が収まるまで暫し待ち、リトリーブを始める前にフェンウイックFC60の繊細なロッドティップを微妙に動かし、投げ入れられた小魚が覚醒したかのような演出を加える。と、次の瞬間「バシャッ」という音とともに、いきなりバスが飛び出した。

ロッドがグンと重くなる。でかい! 40アップは間違いない。フェンウイックFC60の強力なバット部分の粘り腰を使い、暴れるバスを湖岸へと引き寄せる。

何度か水中の水草に突っ込まれそうになりながらも、なんとか湖岸によせ無事ランディング。でかい! メジャーを当てると、実に42cmの良型であった。

バスの口を開け、バスの捕食状況を調べるため、バスプロショップで購入したフィダーチェッカーを取りだす。

フィダーチェッカーは、細長いスポイトのようなもので、バスの口を開け、胃の中に入れて内容物を吸い出す。

バスの下顎を掴んで巨大な口を開け、フィダーチェッカーを静かに挿入して胃の内容物を吸い出す。

バスが弱ってしまわない前にリリースし、吸い出した内容物を附属のシャレーに移し、内容物をじっくりと観察する。

胃の中からはハゼ科のヨシノボリと思しき小魚と沼エビ、それに甲虫類、そして小型のトカゲが出てきた。

三宅島はヘビがいない。恐らく天敵である鳥の数が圧倒的に多いからだろうが、ともかくヘビが全くいなかった。その代わり小型トカゲの一種であるカナヘビの姿を数多く見かけた。島のどこでも、石垣の割れ目や草むらをチョロチョロ走りまわっていた。

トカゲか! そこで、タックルボックスの中からバスプロ直輸入のトカゲ型ワーム「スーパーリザード」を取り出した。

赤紫のスーパーリザードを超小型のジグヘッドに装着してキャスティングを開始。

岸周りの枯れ木周辺に着水させ、ゆらゆらとフォーリングさせる。

それは3回目のフォーリング中だった。急にロッドがしなった。やばい! 根がかりか? と思った瞬間、ロッドが一気に引き込まれた。硬めに調整してあったアンバサダー5000Cのドラッグが唸りを上げた。

凄いパワーだ。10ポンドのラインではもたない! とっさにドラッグを緩めなんとかライン切れを回避する。

冷や汗をかきながら激闘15分、騙し騙し枯れ木エリアから引き離し、フラットな岸辺へと誘導して来たバスの姿を見て愕然とした。でヵい、これまで経験した事がないデカさである。50アップは間違いない。

力尽きて砂地に半分魚体を横たえたバスの下顎を掴みハンドランディング。重い! 口はとてつもなく大きく、ゲンコツがすんなりと入ってしまうほど巨大だった。

朝焼けに黄金の背中を輝かせたブロンズ・バックは54cmのランカーだった。

その後、バスプロ直輸入のワームやルアーを使い、大小15匹のバスを釣り、大満足のうちに最終日(2日目)の釣行を終了した。

余談だが、最終日の夜、ラッパ荘で飲み明かした事は特記するまでもない。

あれから30有余年、地震や噴火など、数々の試練に見舞われた三宅島だが、大路池のバス達は元気だろうか?

機会あれば再び訪れてみたいものである。









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