2010年11月26日金曜日
日産710型バイオレット
免許とる直前あたりに凄く欲しかったクルマが日産の初代(710型)バイオレットである。
特に小型車らしからぬ有機的なボディフォルム(非常に好みが分かれる)2ドアハードトップが好きだった。
免許取得後、友人の1600SSS-Eに乗ったが、軽快なハンドリングとトルクフルなエンジンに感銘を受けた。
SSS-EからL16型エンジンは、それまでのキャブ仕様からから電子式燃料噴射(EGI)に変更された。
サスペンションはフロントがマクファーソン・ストラット、リヤがリーフ・リジッドと平凡だが、スポーツモデルのSSSのリヤには510ブルーバード譲りのセミ・トレーリング式が採用され4輪独立式サスペンションとなっている。
バイオレットの2ドアハードトップは、この頃の日産車にありがちな(チェリーX-1Rもそう)奇抜なデザイン(爆)が災いし、ファーストバックのボディの後方視界は異様に悪かった。バックが超怖かった(爆)。サイドも見えにくく、左折の際などかなり気を使った憶えがある。
かつてサファリラリーを初めとする国際ラリーの檜舞台で活躍した名車510型ブルーバードの正統な後継者である710型バイオレットもまたラリーフィールドで大活躍した。
1977年の第12回サザンクロスラリーではエースドライバーのラウノ・アルトーネンが総合優勝、以下3位までを独占し完全制覇を果たした。
タフなラリーに強さを発揮するバイオレットは 世界のラリー関係者からは ' ラリーキラー ' の異名で呼ばれた。
こういう魅力的な小型車、また作ってくれないかな~・・・。お願いしますよ日産さん!
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