1996年9月に登場したSUBARU IMPREZA WRX Type RA STI VersionⅢに採用されたドライバーズコントロールセンターデフ(以下DCCD)は、フルタイム4WD車でのスポーツ走行における強力な武器である。
DCCDは、センターデフにフロント35:リヤ65の比率で基本トルク配分を行うプラネタリーギヤと電子制御で差動制限を行う電磁式LSD機構を組み込んだシステムで、運転中にセンターデフのロック率を直結からフリーまで任意に設定することが可能である。
基本的にDCCDのフリーを選択すると回頭性重視、ロックではトラクション重視の操縦特性となる。
また、パーキングブレーキを引けば強制的にフリーの状態になる強制解除機構も備えているため、ジムカーナやダートラのパイロンセクションでは最少回転半径以下の旋回が可能となる。
そのDCCDを駆使してSUBARU IMPREZA WRX Type RA STI VersionⅢを自由自在にコントロールするのは、全日本ラリー選手権Cクラス3連覇(1994年、95年、96年)の偉業を成し遂げた桜井幸彦選手である。
その華麗なるテクニックをとくとご覧いただこう。
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