横浜ゴム(株)のグローバル・フラッグシップブランド「ADVAN(アドバン)」のレーシングタイヤ装着車が、9月1日から2日にかけてマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催された12時間耐久レー " 「Malaysia Merdeka Endurance Race
2012(MMER) " で総合優勝、および総合2位を獲得した。
ヨコハマタイヤ装着車は昨年に続き2連覇を達成。路面温度が非常に高いコースにおいて、横浜ゴムのレーシングタイヤはグリップ低下の少ない優れた耐摩耗性能を武器に勝利を強力にサポートした。
ワンツーフィニッシュを飾ったのは、昨年もヨコハマタイヤを装着して総合優勝を果たした「PETRONAS SYNTIUM TEAM」の1号車(ドライバー:谷口信輝/柳田真孝/ドミニク・アン)と28号車(ドライバー:片岡龍也/ファリーク・ハイルマン/メルビン・モー)で、今年も「メルセデス・ベンツSLS AMG GT3」で参戦。
予選および決勝レース中盤までは、同じくヨコハマタイヤを装着した3号車「CLEARWATER RACING TEAM」の「フェラーリ458 GT3」に1号車、28号車が続き、トップ3をヨコハマタイヤ装着車が独占するレース展開となった。
開始からおよそ9時間後、3号車のマシントラブルを機に「メルセデス・ベンツSLS AMG GT3」の2台が1位、2位に浮上。その後も他車を寄せ付けない力強く安定した走りを続け、そのままチェッカーフラッグを受けた。
" Malaysia Merdeka Endurance Race " は、毎年夏にマレーシアの独立を記念して開催される耐久レースで2000年からスタートした。年々国際的な注目度が高まっており、世界トップクラスの耐久レースで活躍するチームやドライバーも参戦している。
今年からはFIA GT3規格の車両を初め、本格的なレーシングカーのみを対象としてレースが行われ、30台が参加した。