2012年9月20日木曜日
続々報! 神奈川県漁連直営食堂 ぎょれん市場 Part.3
このブログが発端となり、現在大ブレーク中のホットスポットと言えば " 神奈川県漁連直営食堂 ぎょれん市場 "。
今回もさらなる美味を求め再訪を果たす。
本日のプリモピアット(第一の皿)は、お馴染み、中村獅童似のお兄さんお薦め " メカジキとキノコのガーリックソテー丼 " 。
厚切りのメカジキとシメジ、玉ねぎ、シシトウ、ナスなどの野菜をワイルドにソテーして醤油ベースのガーリック風味で味付けし、それを男らしくドカンと丼のご飯の上に盛りつけた逸品。
その堂々たる存在感はまさに「どや!!」。
無国籍魚料理を標榜する " ぎょれん市場 " ならではのヌーベル漁師料理である。
食してみると、その素材をフルに活かしきった味のハーモニーに悶絶。
肉同様に、強火で一気に表面を焼き固め、素材の旨さをギュッと凝縮したメカジキの美味さと言ったら " ネ申 " !
適度な弾力とガーリック風味の絶妙な和風味の味付けが歯と舌を「これでもか!」と楽しませてくれる。
海の幸と山の幸、そして大地の恵みのコラボレーションはまさに " ガイアの夜明け " (??)。
メカジキとキノコのガーリックソテー丼
意味不明な形容詞はほどほどに次に一皿へ。
出ました! お待ちかねのサバです! 今回は " 焼きサバの押し寿司 " 。
例によって浅〆(恐らく昆布〆)のサバの表面を軽く炙り、素晴らしくモチモチの炊き上げられたご飯の上に載せギュっと型押し。
サバの下に敷かれた大葉の風味がプンと鼻をくすぐる。
食してみれば、なんとも品のいいサバ寿司。大阪のバッテラのように酢が立ち過ぎることもなく、すべてが素材の個性を活かしたナチュラルな味わい。何ともはや贅沢。
さらに、寿司の一個一個は小さく見えるが、ご飯がギュッと固められているため、意外なほどの満腹感を感じさせてくれる。
最高の素材が奏でる味のハーモニーは " まるで味のNHK交響楽団や~ " (彦摩呂風)。
なお、先の" メカジキとキノコのガーリックソテー丼 " と " 焼きサバの押し寿司 "にはアカモクという海藻の味噌汁が付く。これがまた絶品。
アカモクは褐藻綱ヒバマタ目ホンダワラ科に属する海藻で、北海道から鹿児島県まで日本各地の沿岸に分布している。
湯通して刻むと粘り気が生じ、味噌汁や汁の具などに使われる。そのシャリシャリした食感がまた最高。
最近ではモズクやメカブ同様、ポリフェノールやフコイダン、フコキサンチン、各種のミネラルを豊富に含み、健康に良い食品として注目をあびている海藻である。
焼きサバの押し寿司
箸休めはやはりサラダ。というわけでオーダーしたのが " スズキとキノコのフリッターのホットソースサラダ " 。
スズキとキノコのフリッターを新鮮なサラダの上に載せ、エスニック風のホット(辛い)なドレッシングをかけた逸品。
正直、これだけでもお腹一杯になるボリューム。
脂が乗った旬のスズキのフリッターは、それはもう、筆舌に尽くしがたいほどの美味。
白身の魚にはエスニック風の甘酢っぱく辛いホットソースが最高に合う。
みずみずしい野菜とカラッと揚がったフリッターのコラボレーション、何ともはや贅沢なサラダである。
超お薦めの逸品である。
スズキとキノコのフリッターのホットソースサラダ
そして、ついに本日の締め。とくれば、やはりあれしかないでしょ、あれしか(笑)。
そう、ぎょれん市場名物 " エビと玉子のチャーハン " 。
エビと玉子のチャーハン
プリップリのエビやご飯と同じくらいの量入っている空前絶後のエビチャーハン。
厨房から聞こえいる軽快なナベ振りの音を聞くこと暫し、毎晩夢にまで見る " エビと玉子のチャーハン " が眼前に現れた。
前回と同じ、ますはレンゲでパラパラのチャーハンを崩してみる。出てきた、出てきた、エビ、エビ、エビのがけ崩れ状態!
エビ好きが見たら、余りの興奮に失神しかねないエビのオンパレード。
これはもうエビによるチャーハンへのテロ攻撃である(爆)。
食べても食べても、その旨みを最高の火加減により引き出さ入れたプリップリのエビが尽きることがない。
今まさに、エビマニアの夢、妄想、願望の世界が現実のものとして展開されている。
これを至福と言わずして何を至福と言えば良いのだろう。
そんなわけで、今回も大満足の " 神奈川県漁連直営食堂 ぎょれん市場 " であった。
神奈川県漁連直営食堂 ぎょれん市場
神奈川県横浜市金沢区富岡東2-1-22
☎ 045-353-8820
金沢シーサイドライン南部市場駅 2番出口 徒歩1分
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