アメリカのケンタッキー州バーボン郡で、トウモロコシを原料に生まれたウイスキー " オールドクロウ " は、1825年にスコットランドからケンタッキー州に移住してきた医師、ジェイムズ・クロウ博士によって造られた。
オールドクロウのネーミングは博士の名前に由来する。
今日、バーボン製造のデファクトスタンダードとなっている " サワーマッシュ製法 " はジェームズ・クロウ博士によって1835年に開発された。
クロウ博士が興した最初の蒸留所から生まれた" オールドクロウ " は、サワーマッシュ製法でつくられたバーボンの第一号である。
当初、ケンタッキー州ミルビルにあった蒸留所は1987年にジム・ビーム社の親会社であるアメリカン・ブランズ社によって買収された後に閉鎖された。現在はクレアモントに移行して、ジム・ビーム社が伝統のレシピを厳格に守りながら製造を続けている。
オールドクロウのコーン比率は75%~80%。熟成の際に内側を焦がしたホワイトオーク樽を使うため、独特の風味が味わえる。
さわやかな香りと深みのあるコクがバランスしたスパイシーでフルーティーな味わいは、さっぱりとしていていつまでも飲み飽きしないのがこのバーボンの最大の特徴だ。
オールドクロウは、かの松田優作が愛飲したことでも有名で、名作「処刑遊戯」の劇中にも主人公・鳴海昌平が愛飲するバーボンとして登場する。
今宵は、亡き松田優作を偲び、一人じっくりとグラスを傾けるか。
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