陰陽座の組曲「義経」より、その壱「悪忌判官」。
リーダーの瞬火(またたび)と紅一点の黒猫とのツインボーカルは圧巻! 鳥肌チキンである。
徹底的に外来語を排除し、日本語の古語を多用する独特の歌詞は現代の念仏。
陰陽座の歌詞を聴いていると、日本語がいかに言霊に満ち、いかに特殊な言語であるかが良くわかる。
実はこのバンド、ヨーロッパの友人からその評判を聞き始めてその存在を知った(笑)。
ヨーロッパに端尾を発し、今や世界をも席捲する勢いの陰陽座。その快進撃は日本文化の素晴らしさが世界に受け入れられた証でもある。