1974年から1976年までの3年連続に渡りマニュファクチャラーズ部門のチャンピオンカーとしてWRCに君臨したランチャ・ストラトス。
低く構えた切り裂くようなウェッジ・シェイプが特徴的なボディフォルムは、天才マルチェロ・ガンディーニの手によるもの。
回頭性を高めるため、極端に短いホイールベースとワイドトレッドのディメンションとミドシップレイアウトを採用した結果、その運動性能は純粋なレーシングマシンそのものであった。
しかしながら、限界点を超えると急激なオーバーステアが発生し一気にスピン状態に陥るというナーバスな操縦特性により、乗りこなすにはかなりの技量が必要なマシンであった。
ミドに横置きで搭載されるエンジンはフェラーリ・ディーノ246GTに搭載されたフェラーリ製2418ccのV6ユニットで、ラリー用に中・低速での出力特性を重視したチューニングが施された。
ラリーに勝利する事のみを目的として誕生した異形のコンペティションマシン、ランチャ・ストラトス。
その姿は30年以上が経過した現在でも見る者を惹きつけてやまない。
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