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2010年10月28日木曜日

自動車雑誌業界 「伝説の猛者たち」 その壱

最近、自動車雑誌関連の同業者(編集者&カメラマン&ライター)と飲む機会がやたらと多い(笑)。

飲めば「昔は良かった」、「今の自動車雑誌業界は・・・」という回顧話と愚痴話ばかり。

全員いい歳(若輩者の自分ですらも業界28年)のオヤジなので、いつどうなるか分からない(爆)。

そんなわけで、自動車雑誌業界及びモータージャーナリストの内幕話を思いつくままに綴って行こうと思う。

まずトップバッターは、今はほとんど表舞台には登場しなくなってしまった自動車評論家・S氏。

某自動車メーカーの開発部門を経て業界入りした方(そういう方は何人もいらっしゃるが)だが、正直ドライビングテクニックの方は???。 

あまたある武勇伝はさておき、期待通り「超」が付くほどの女好き(笑)。

某月某日。富士スピードウェイでの取材を終え、その帰路の出来事。

S氏の運転する広報車の助手席には、某誌の企画でレポーターを務めた某嬢が座っていた。

取材終了後、帰る方角が一緒なので送って行こうという事になったのである。

関係者の証言によれば(一人しかいないじゃん)、御殿場インター付近まで来るとS氏は腕時計を見ながら助手席の某嬢にこう言ったという。

「あ~もう7時ですね~。日本の高速道路は午後7時になると料金所が閉まってしまうんですよ~。あ、あそこにホテルがある。ちょうどいい、今晩は泊って行きましょう」。