最近、自動車雑誌関連の同業者(編集者&カメラマン&ライター)と飲む機会がやたらと多い(笑)。
飲めば「昔は良かった」、「今の自動車雑誌業界は・・・」という回顧話と愚痴話ばかり。
全員いい歳(若輩者の自分ですらも業界28年)のオヤジなので、いつどうなるか分からない(爆)。
そんなわけで、自動車雑誌業界及びモータージャーナリストの内幕話を思いつくままに綴って行こうと思う。
まずトップバッターは、今はほとんど表舞台には登場しなくなってしまった自動車評論家・S氏。
某自動車メーカーの開発部門を経て業界入りした方(そういう方は何人もいらっしゃるが)だが、正直ドライビングテクニックの方は???。
あまたある武勇伝はさておき、期待通り「超」が付くほどの女好き(笑)。
某月某日。富士スピードウェイでの取材を終え、その帰路の出来事。
S氏の運転する広報車の助手席には、某誌の企画でレポーターを務めた某嬢が座っていた。
取材終了後、帰る方角が一緒なので送って行こうという事になったのである。
関係者の証言によれば(一人しかいないじゃん)、御殿場インター付近まで来るとS氏は腕時計を見ながら助手席の某嬢にこう言ったという。
「あ~もう7時ですね~。日本の高速道路は午後7時になると料金所が閉まってしまうんですよ~。あ、あそこにホテルがある。ちょうどいい、今晩は泊って行きましょう」。