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2010年10月14日木曜日

PORSCHE911 GT3 in Rally

どんな高価なクルマでも走ってなんぼ。磨いて飾っておくためのものではない。

特にスポーツカーは走るために生まれた生粋のサラブレッド。

攻めて攻めて攻め抜いてこそ、その本領を発揮する。

というわけで、ポルシェ911GT3も現役バリバリのラリー車としてヨーロッパ各国のラリー選手権を戦っている。

ポルシェはレースのイメージが強いが、実はラリーの世界でもトップコンテンダー。古くから数多くのラリーに参戦している。

ポルシェにとって、すべてのモータースポーツフィールドは「走る実験室」。そして同時に自らのアインデンティ、ブランドを確立する場なのである。

相次いでモータースポーツの表舞台から撤退し、裏でこそこそ(というか細々と)モータースポーツへの支援(それも結構莫大な金額)を続ける日本メーカーはポルシェの毅然とした姿勢を見習うべきである。

堂々と胸を張りモータースポーツにワークス参戦すべきだ。代理戦争である事はゴリっと、ズルっと、丸っとお見通しだ!

こそこそとやる理由は、クルマに興味がない草食系男子向けにはモータースポーツ活動がブランディングにならないという判断と、ヒステリックなエコロジストの矛先をかわすため。

しかし、自動車メーカーも本当はモータスポーツがやりたくてしょうがないのだ。

日本独特の「本音と建前」がまかり通っている。因みにこれは世界の非常識である事は言うまでなかろう。

故に世界からは感違いされ軽蔑される。

やるっていったけど景気が悪くなった事を理由に撤退かよ?? いつもの常套手段だな! クルマ先進国はそう見ている。

どれほど優れた技術を誇っても、文化的側面でのリスペクトを得られなけれグローバルマーケット(特にヨーロッパ市場)での成功はあり得ない。

中堅メーカーながらWRC参戦により世界中から絶大な人気とリスペクトを得たスバルの成功譚は、まさにその代表例である。

やがて中国や韓国のメーカーもその事実に気づき世界の檜舞台に打って出よう。

その時すでに日本の自動車メーカーは戦闘力を失っているかも知れない。

世界各国からパーツメーカーを調達している現在、自動車メーカーは単なる組み立て工場になると声高らかに予言している某エコノミストもいるが、走りの魅力もわからん青瓢箪の学者先生や銀行屋に何がわかる! だからお前ら女にもてないんだよ!ww

生き様なんだよ! 魂だんだよ、物造りの! 

いかん! つい興奮してしまったww。

優れたデザインと革新的な技術はすべてモータースポーツから生まれる。こと自動車というプロダクトにとってはこれは真理である。

そして、人が人である限り、速いもの、強いものに憧れるのも普遍的な真理である。

故にモータースポーツは無くならない。










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