'96、'97、'98、'99と4年連続WRCチャンピオンに輝いたトミ・マキネンは、故国フィンランドではまさに国民的英雄である。
2000年にはWRC4連覇の偉業を称え記念切手まで発売されたほどだ。
日本では信じられないことだが、ラリー王国フィンランドにおいてはラリードライバーは最も社会的ステータスが高い職業である。
事実、かつて幾多の名門チームのエースとして活躍した無冠の帝王マルク・アレンはフィンランドでも有名な男性向けファッションブランドのモデルとして起用された。
そんなフィンランドで超ポピュラーなのがこの曲' Puppolan Paholainen '(邦題「プッポラの悪魔」である。
プッポラとはトミ・マキネンの生まれ故郷の地名である。トミ・マキネンは地元でも抜きんでた走り屋だったようだ(笑)
日本人には馴染みのないフィンランド語のため、歌詞の内容は人名などの固有名詞を除きほとんど意味不明だが、曲のノリは最高! パラパラを踊るには最高のチューンだ(笑)
気になる歌詞の内容は以下の通り。
グラベルコースには土煙
エンジンノイズが響く
プッポラ出身の' フライング・フィン'
その走りに観客から歓声が上がる
夜になって気温は下がり
子供が寝る時間になっても
トミはそんな事を気にかけずに走り続ける
山道を派手な音で走っているのは
カルロス・サインツ
ホイールはハインツのケチャップみたいに真っ赤々
でもサインツはどうする事もできない
何とかしてほしいと願っても
トミの速さは止められない
楽に勝てるラリーなんかない
トミ トミ マキネン
プッポラの悪魔と呼ばれている男
トミ トミ マキネン
カンクネンが追い上げて追い上げてきてる
カンクネンがピタリと追い上げてきてる
コースはハードで
コ・ドライバーが疲れきっても
ドライバーはベストタイムにアタックだ
エンジンノイズが大きくなって
スパークプラグがウェットになっても
マシンをのりこなさなくちゃならない
楽に勝てるラリーなんかない
トミ トミ マキネン
プッポラの悪魔と呼ばれている男
トミ トミ マキネン
カンクネンが追い上げて追い上げてきてる
カンクネンがピタリと追い上げてきてる
感動ものの歌詞である。サインツとハインツで韻を踏んでいるのもオシャレだ。
ラリーオタクの自己満足用として、レアマニアの秘蔵品として、パラパラ用として、まさに一家に一枚は常備したいお薦めCDである。
因みに、問い合わせは日本総発売元のテクニチューンまで。
日本総発売元
株式会社テクニチューン
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