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2010年9月21日火曜日

911 GT3 R Hybrid in Nürburgring 24h Race 2010


2010年5月15日・16日、ドイツ、ニュルブルクリンクサーキット北コース、通称 ' ノルド・シュライフェ ' で開催された2010ニュルブルクリンク24時間耐久レースに、全世界のモータースポーツファンが注目する一台のマシンがエントリーした。

ポルシェの新世代レーシングマシン ' 911 GT3 R Hybrid ' である。

フロントアクスルにそれぞれ60kWを発生する2基のモーターを配置して前輪を駆動、リヤに搭載されや最高出力480PSの4リッター水平対向6気筒エンジンをアシストする独自のハイブリッドシステムを採用した911 GT3 R Hybrid は、フロントモーターへの電源供給をドライバーズシートの隣に搭載されたエレクトリカルフライホイールパワージェネレーターにより行う。

このフライホイールジェネレーターの最高回転数は40,000rpmに達しそれ自体が運動エネルギーを蓄える事が可能である。

さらに、ブレーキング時にはフロントアクスルの2基のモーターがジェネレーターとして作動し、フライホイールジェネレーターにエネルギーを蓄積、コーナー脱出時や追い越しの際など、その必要に応じてフライホイールに蓄えられたエネルギーを使う事ができる。

レーススタートから12時間55分後、911 GT3 R Hybridは並みいる強豪を抑えトップに立っていた!

その後も順調に周回を重ねたニューカマーは、22時間15分で無念のメカニカルトラブルにより無念のリタイアを喫した。

しかし、その鮮烈な走りはモータースポーツ新時代の幕開けにふさわしいものだった。











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