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2010年9月21日火曜日

刮目せよ! その走りまさに韋駄天!

両の眼(まなこ)をかっと見開き、憤怒の形相でステアリングを回すその姿はまさに魔人!

のどかな田園風景の中を超高速で駆け抜けるプジョー306Maxi!

そのエンジンは悲鳴にも近い絶叫を上げる。

' ラリー界の不動明王 'ことジル・パニッツィの激走はまさに「鬼神の走り」と呼ぶにふさわしい。

瞬き一つしない凄まじいまでの集中力、正確なステアリングワーク(お手本とも言える’送りハンドル' スポーツドライビングの基本中の基本)、そしてクルマの挙動を俊敏に捉える卓越したコントロール能力は幼少の頃よりレーシングカートで鍛えた筋金入り。

引退が悔やまれるが、現在ではIRC(インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ)で活躍するトップコンテンダー、プジョー207 S2000の開発を手掛けている。

ついて来れるか? このキレた走りに!

ターマッキングは永遠に不滅なり!