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2010年9月21日火曜日

ルノー5ターボ


軽量コンパクトなFFのツーボックスカーであるルノー5をベースに、強力なターボエンジンをミドシップに搭載したスーパーマシン、それがルノー5ターボである。

このモデルの発表は1978年だが、世界ラリー選手権への参戦は1980年のツール・ド・コルスがデビュー戦となる。ブルーノ・サビーのドライブによりプライベートながら4位入賞を果たし、そのポテンシャルの高さを見せつけた。

1981年のモンテカルロラリーではジャン・ラニョッティが総合優勝。1982年のモンテカルロでも5位と6位。ツール・ド・コルスで優勝、アイボリーコーストで4位となる。1983年にグループBのルールが導入されると、優勝からは遠ざかったが、ツール・ド・コルスでエボリューションモデルを発表し、モンテカルロ、ポルトガルラリーで上位入賞を果たす。

1985年には排気量1527cc、350馬力のルノー・マキシ5ターボが世界ラリー選手権に投入され、名手ラニョッティのドライビングによりツール・ド・コルスで見事デビュー・ウィンを飾る。翌86年にはフランソワ・シャトリオがツール・ド・コルスで2位、ヨーキム・ムーティノがポルトガルラリーで優勝を果たす。

1994年のワールドラリーチャンピオン、ディディエ・オリオールが初めてツール・ド・コルスに出場したのが1984年。マシンはルノー5ターボだった。翌1985年のツール・ド・コルスはルノー・マキシ5(サンク)ターボで参戦している。

カルロス・サインツも1986年のスペインラリー選手権にルノー・マキシ5ターボで出場。11戦のうち6戦で優勝してシリーズ2位の成績を残している。

世界ラリー選手権史上に名を残す、幾多のチャンピオンドライバーを育てた究極のスペシャルラリーマシン、それがルノー5ターボなのである。













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