2011年6月11日土曜日
1978年製 ROLEX サブマリーナデイト Ref.1680
ロレックス、それは世界最高の仕事時計。
地球上のありとあらゆる場所で正確な時を伝えるタフで頼れる相棒。
1927年、英国の女性記者メルセデス・グライツがドーバー海峡を泳いで横断した際、彼女の腕に付けられていたのがその前年に「完全防水時計」として特許を取得したロレックスだった。
1947年、世界初となる音速飛行を成功させたアメリカ人パイロット、チャック・イェーガーの腕に輝いていたのもロレックスだった。
1953、イギリス登山隊がエベレスト初登頂に成功した際、そして1973年に同じくイギリス軍の探検隊がサハラ砂漠を横断した際にもロレックスが使用された。
小学生の頃、亡き祖父が定期購読していた ' リーダーズ・ダイジェスト ' 誌の表3は毎号決まってロレックスの広告だった。
毎回、世界各国の様々な分野のプロフェッショナルを紹介する広告を読みながら、彼らの腕に光るロレックスの輝きに心奪われた。
大人になったら必ず買うぞ! いたいけな小学生は男=プロフェッショナルになる事を心に誓った。
1978年、その夢が実現した。
歴代サブマリーナーの中でも最高傑作と称されているロレックス サブマリーナデイト Ref.1680モデルを手に入れたのである。
このRef.1680は赤表記の通称 ' 赤サブ ' で有名なモデル。
デイト(日付表示機能)付きサブマリーナの初期モデルで、ロレックス独自の防水技術であるトリプロックリューズが採用されている。
無垢のステンレス塊から刳りだされた堅牢なオイスターケースの内部に搭載されるムーブメントは、精度と耐久性のバランスがとれたパーペチュアルの最高傑作として名高い自動巻きCal.1570。
赤色のギアは1500番台のムーブメントではじめて搭載されたリバージングギアで、それまでの精度の不安定さを解消した革新的なテクノロジーだった。
パーペチュアル(自動巻き)を完成させたこのギアは敬意をこめて真紅に染められた。
Cal.1570はその後数多くのスポーツモデルに搭載され、現代へと脈々と受け継がれている。
出会いから33年、'78年式ロレックス サブマリーナデイト Ref.1680は今も左腕でいぶし銀の光を放っている。
青春、バブル期、栄光、挫折、四半世紀以上の時を過ごしたこの時計には様々な思い出が刻み込まれている。
最近、ほんのちょっとだけロレックスが似合う男になって来たような気がする(笑)。
No ROLEX No Life.
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